ゴウランガ!

適当にいろいろ書いていきます 

落合陽一×堀江貴文の本を読んだ【10年後の仕事図鑑】 書評

タイトルにある通り、今年ベストセラーになった話題書を読んだ。たまにこういった意識の高い本を読むと人生にいい刺激が与えられる。

しかし、こういった本を読んでも自分が何も行動をしなければどれだけ高尚な知識を得たとしても無意味だろう。意識だけが高くならぬよう自戒せねばならない。

 

内容についても軽くまとめておこう

現在はAIの台頭や超高齢化社会という過去類を見ない大変革期の最中にある。本書ではこういった世の中で指針となる考え方の数々を示している。

そもそもAI時代はAIに仕事を奪われると悲観するべき時代なのか、仕事から解放されると喜ぶべき時代なのか。人によって様々な考えはあるだろうがこの本によるとAIによって人間は雑多な仕事から解放されよりその人にしかできない仕事が価値を高めることになっていくと書かれていた。

自分自身にフォロワーがいることによってお金を得ることができるどころかお金がなくても生活できるようになるかもしれないという考え方は面白い。

また、今後なくなっていく仕事や逆に価値を高める仕事についても紹介されていた。

弁護士、医師、教師、管理職などの社会的な価値が現在高いとされている職業がことごとくAIに代わる、あるいは仕事の内容が大きく変化するとされていた。医師や弁護士などの専門的なデータを扱う仕事はむしろAIの最も得意とすることである。落合氏が一時間程度で作った判例をもとに判決を下すプログラムが8割以上正しい判決を下したという部分にはなかなか衝撃を覚えた。

また堀江氏の保育士に関する発言の炎上から見る現代の保育士(またはそのほかの八急な仕事)に関する考察は面白い。いやならばやめろというのは全くその通りでみんながそのような考えを持っていた場合人手を確保するために高い給料が支払われざるを得ない。

また、本書には10年後の、という文言が付いているが結局10年も先のことなど(スマートフォンの爆発的な普及がだれにも読めなかったように)誰にもわからない。だから今を精一杯生きることが大切であると書かれていた。では具体的にそれは何をすればいいのか?

お金ではなく信用を貯める。好きなことに没頭する、遊ぶ(遊びに没頭するというのは意外に難しいので仕事になりそうなことを3つくらい趣味にするといいというのは落合氏の言である)。

 

情報のアウトプットや実際に行動する大切さは繰り返し書かれていたしこれまで読んだ多くの本にも何回も書かれていたことである。したがって私はただメモをするだけでなくこうやって人の目に触れる方法で書評などをしてみた。今後も雑多なことをつらつら書いていこうと思う。

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑